【配偶者ビザ】結婚式を挙げていない際の影響

配偶者ビザの申請をする際に結婚式を挙げていない場合の審査への影響について解説します。配偶者ビザの申請をお考えの皆様に有益な記事となりますのでぜひご覧ください。

配偶者ビザの申請で結婚式は重要？

配偶者ビザの申請をする際の必要書類のなかに「質問書」があります。その中で結婚式についての質問事項が有ります。このことから配偶者ビザの審査では結婚式について重視されていることがわかります。

「質問書」では以下の結婚式に関する質問事項が記載されています。

• 結婚式を挙げた年月日
• 結婚式を挙げた場所
• 出席者
• 出席人数

結婚式を挙げていると結婚の信ぴょう性の立証が容易になる

配偶者ビザの審査では「結婚の信ぴょう性」について厳しく審査をされます。「結婚の信ぴょう性」についての判断材料は他にもたくさんありますが、結婚式の状況は「結婚の信ぴょう性」についての判断の１部になり得ます。盛大に結婚式を挙げておいて偽装結婚をする人は少ないでしょうから。そこで、配偶者ビザの審査では結婚式の状況を質問し、その回答によって偽装結婚であるかの判断材料となります。

結婚式を挙げていると、結婚式当日の写真を入管に提出することができるため結婚の信ぴょう性の証明が容易になります。

結婚式を挙げていないと不許可になる？

結婚式は配偶者ビザの審査で重要視されていると説明しましたが、結婚式を行っていないご夫婦もいらっしゃるかと思います。ですが、結婚式を挙げていないことのみをもって不許可にされることはありません。

結婚式を挙げていない場合には他の資料をもって「結婚の信ぴょう性」を立証することができれば問題ありません。

結婚式に替わる立証資料

結婚式を挙げていない場合に結婚の信ぴょう性を証明することができる資料について代表的のものをいくつか紹介します。

• 二人で撮った写真
• ＬＩＮＥなどのメッセージ履歴
• 結婚指輪の写真
• お互いの両親・親族と撮った写真
• お互いの両親・親族とテレビ電話をした時のスクリーンショット

二人で撮った写真

初めて知り合った頃の写真や交際中の写真は結婚式に替わる立証資料として有効です。お二人揃って写っていて、背景から場所がわかるような写真をなるべく選ぶようにしましょう。

ＬＩＮＥなどのメッセージ履歴

ＬＩＮＥなどのメッセージアプリ上での会話をスクリーンショットで保存してＡ４用紙に数枚貼り付けて入管に提出します。お二人が結婚をするほど親密な関係であることがわかるような会話を選ぶようにしましょう。

結婚指輪の写真

偽装結婚をする人はとにかくお金をかけずに結婚をする傾向があります。結婚指のような高価な物の写真は結婚式に替わる立証資料として有効です。実際に装着している写真を選びましょう。

お互いの両親・親族と撮った写真

一般的には結婚をする際にお互いの両親や兄弟などの親族に結婚相手を紹介する機会がありますね。偽装結婚の場合にはご両親への紹介を避ける傾向があるようです。ですので紹介時の写真は有効な立証資料となり得ます。

お互いの両親・親族とテレビ電話をした時のスクリーンショット

もしも両親・親族が遠方に住んでいて直接会うのが難しい場合には、テレビ電話を記録しておくことも有効です。動画は入管に提出することができないので、テレビ電話中の画面をスクリーンショットしたものを印刷して提出します。

弊所のサービス

結婚式に替わる立証資料はどの写真を何枚選べば有効なのか、ご自身で判断するのは難しいかと思います。弊所で行っているサポートでは、お客様にいくつか写真やスクリーンショットを送っていただき、弊所にて有効な写真を選定し、Ａ４用紙に貼り付けて、更に適宜日付けや場所などの説明書きを挿入して審査官の立場から見てわかりやすい資料に仕上げます。

お客様が審査に有利になると思って選んだ写真が実は誤解を生む内容であることも少なくありません。弊所にて写真を選定することによって、誤解を生むような写真を提出してしまう事を防ぐことが可能となります。

立証資料で迷ったら

行政書士等の専門家は配偶者ビザの申請をサポートすることができます。その際はビザを専門的に扱う行政書士にご依頼されることをおすすめします。

弊所におきましても、結婚の信ぴょう性を立証することができる資料についてお客様の状況に合わせてご考案し、審査に有利となる資料を作成いたします。

配偶者ビザを１度の申請で取りたい方、ぜひお問い合わせください。

配偶者ビザサポート