【配偶者ビザ】在留資格認定証明書不交付通知(不許可)が届いた場合の再申請方法

配偶者ビザを取るための在留資格認定証明書交付申請をし、不交付通知(不許可)が届いた際の対処法と再申請の方法について解説します。
在留資格認定証明書不交付通知が届いてから再申請までの手順
在留資格認定証明書交付申請(COE)を行い審査が終了すると、出入国管理局より封筒が送られてきます。そこには在留資格認定証明書もしくは不交付(不許可)通知が入っています。
在留資格認定証明書不交付通知を受け取ったとしても再申請は可能です。そして、不交付になった原因を解決することで許可が出る可能性があります。
しかし、やみくもに再申請をしても不許可になった原因が解消されていない限り許可をもらうことができません。在留資格認定証明書不交付通知には理由が書かれていますが、具体的には記載されていません。再申請の為にはより詳しく理由を知る必要があります。

在留資格認定証明書が不交付(不許可)になった理由を知るためにやっておきたいことを説明します。
①申請書一式のコピーはありますか?
もし在留資格認定証明書交付申請の申請書一式をコピーしていた場合にはそのコピーをもう一度見直してみてください。不許可の原因を見つけるのは難しいと思いますが、申請した内容を把握する為に一通り確認します。
②入管へ不交付理由の聞き取りをする
在留資格認定証明書不交付申請が届いた場合は、不交付の理由を入管に1度だけ聞くことができます。不交付理由は電話では聞くことができませんので、入管に直接行く必要があります。
- 在留資格認定証明書不交付通知
- 身分証(運転免許証等)
- 申請代理人であることを証明する書類(戸籍謄本等)
- 申請書類の写し一式
上記持ち物は申請代理人が理由を聴き取りにいく場合を想定しています。
感情的にならない
すでに不交付が決定していますのでいくら審査官に抗議しても結果がくつがえることはありません。それどころか心証が悪くなり、後の再申請にも影響する可能性もあります。まずは冷静に向き合うようにしてください。
一通り聞いて理解する
審査官が話すことにまずは耳を傾けてください。そして審査官が話したことをひととおり理解することに努めます。
具体的にどうすれば許可の可能性があるのか質問する
審査官の不許可理由の説明の内容が抽象的だと思うところがあれば、更に具体的にどういった問題点を解決すれば許可の可能性があるのかを質問します。
他に不許可になった理由は無いか再確認する
一通り聞き終えたら、不許可になった理由が他に無いかを確認します。不許可の理由が全て説明されているとは限りませんので必ず全て聞くようにしてください。
不交付理由の聞き取りをする前にやっておきたいこと
理由を聞きに行ってもその日は担当が不在の事があります。事前に電話で確認してから行くと効率的です。
審査官から不交付の理由を聞き取ることはできますが、ある程度の知識が有るものとして説明されます。ですので前もって関係法令やその取扱いついての知識をつけてから聞き取りに臨むようにしましょう。
もしも、不許可になった在留資格認定証明書交付申請を行政書士に依頼していたのであれば、その行政書士が不許可理由の聞き取りをすることができます。
在留資格認定証明書交付申請はいつ再申請することができる?
在留資格認定証明書が不交付になった際の再申請は期限はなく、いつでもすることができます。不交付の理由を解消してきちんと立証資料を準備してから再申請に臨んでください。
不許可の理由をすべて解決してから再申請を
不許可の理由をすべて聴き取ることができたら、その理由となる事情をすべて解決してから再申請に臨むようにしてください。理由が解消されない限り許可をもらうことはできません。
解消することができない理由
- 犯罪の経歴を隠していた
- 過去に入管へ申請した内容との矛盾がある
このような場合は解決できるような性質の事例ではありません。かなり厳しい状況ではありますが理由や経緯を示し、場合によっては反省文などを作成し対処することが考えられます。
まとめ
在留資格認定証明書交付申請に回数の制限はありません。しかし一度不許可になってからの再申請は最初の申請に比べて厳しく審査されることが予想されます。
再申請に失敗したくない、次こそは許可をもらいたいとお考えの際はぜひ弊所にご相談ください。
どんなことでもお気軽に相談ください
理由聴取への同行もおまかせください
在留資格認定証明書が不交付(不許可)になっても諦めないでください

在留資格認定証明書交付申請が不交付(不許可)になると、再申請の審査は厳しくなることが予想されます。
絶対に配偶者ビザを取りたいとお考えの際はお気軽にご相談ください。
理由の聴き取りへの同行から再申請までサポートいたします。
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