配偶者ビザ理由書の書き方【例文・見本】

目次

配偶者ビザの申請理由書とは

外国人が日本人と結婚して日本に住む場合に配偶者ビザを申請することになりますが、その添付書類のなかのひとつが理由書です。
この理由書は配偶者ビザの申請には必ずしも必要ではありません。しかし、理由書を添付することでたくさんのメリットがあります。

理由書を添付する理由

配偶者ビザの審査では偽装結婚ではないかどうかを注意深く審査されます。
また日本で安定して生活できる収入があるのかどうかも審査されます。
申請人はこれらを審査官に積極的に説明する必要があります。
審査官の目線から見ると、理由書が添付されていない申請書を審査するとなると、この書類はどういう意図で添付されているのかわかりにくくなってしまいます。
そこで理由書によって添付書類とその書類がどういった意図で添付されているのかを説明します。理由書は添付書類と申請人の意思を繋ぐ大切な役割を果たします。
理由書を添付することで申請人の意思が審査官に伝わらずに不許可になったり、追加書類の添付を求められたりすることを事前に防ぐことができます。

理由書作成のコツ

配偶者ビザの理由書を書く上でのコツを説明します。
1.書くべきポイントを端的に記入する。
審査官が読みやすいように必要な事柄だけをなるべくシンプルにまとめて理由書に記入するようにします。
2.記入した内容にはその根拠書類を添付する。
理由書にその事実を記入するだけでは審査員に信じてもらうことができません。
例えば2年間交際した後に結婚した。とだけ書いてその間の交際中に撮影した写真等が添付されていなかったら、それは2年間交際したと認めてもらうことができません。

理由書には何を書けばいいのか【例文】

配偶者ビザの理由書にはいくつかの書くべきポイントがいくつかあります。
理由書に書くべきポイントを日付と共に順番に書きます。日付についてははっきり思い出せる場合は何月何日まで記入することが望ましいですが、はっきり思い出せない場合は何月まででも構いません。
では配偶者ビザの理由書で書くべきポイントを説明します。

【理由書ポイント①】知り合った場所、経緯

ご夫婦がいつ、どこで、どんなきっかけ(紹介者の有無)で知り合ったのかを説明します。

【理由書例文1】
私は20〇〇年〇月〇日に友人の妻の紹介で妻と知り合いました。大阪市西区にあるレストランで私と私の友人とその妻、そして妻の4人で食事をしました。
私は以前に中国語を学習していたことがあります。最近は中国語の学習はしていなかったため、流暢に中国語を話すことはできませんが、少し中国語で会話をしてみると彼女は私に親しみを持ってくれたようで楽しく会話をすることができました。

【理由書例文2】
私が夫の〇〇〇と知り合ったきっかけは20〇〇年〇月頃「フェイスブック」(Facebook)というトインターネット上のサービスです。フェイスブックとは、友人や同僚、同級生、等実際に会ったことがある人たちと交流をすることができる、いわゆるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のことです。フェイスブックで私は彼が〇〇〇大学の留学生であることを知りました。私も彼の通う〇〇〇大学を去年卒業していて懐かしさと親近感が湧きました。大学での生活やアルバイトのことなどを話して交流を続けるうちに彼とは話が合い、もっと彼のことを知りたいと感じました。
そこでお互いの電話番号を交換して彼に食事に誘っていただきました。
20〇〇年〇月頃、大阪市〇区のレストランで2人で会いました。彼と会った時の印象はこれまでに思い描いていたとおりの彼でした。
それからも食事や遊びに頻繁に出かけるようになり、毎週末に会うことが習慣になりました。
そして20〇〇年〇月〇日に彼から交際してほしいと告白を受けて交際が始まりました。

【理由書ポイント②】交際に至った経緯

出会ってから交際に至った経緯を記入します。
デートに行った場所や日付を具体的に記入してエピソードも添えます。

【理由書例文1】
その後、LINEや電話で連絡を取るようになりました。
また下記に添付している写真のとおり、大阪市北区の居酒屋等に複数回食事に行きました。
そして20○○年○月○日に天保山に一緒に行った時に交際を申し込まれ、交際が開始しました。

【理由書例文2】
彼女の仕事に対する姿勢はとても良く。難しい内容のプロジェクトであっても愚痴をこぼさずにこなしていました。時には遅くまで一緒に仕事をしました。20○○年○月頃2人でプロジェクトを完了させた日の帰りに食事に行くことになりました。
仕事での彼女はいつも真剣でしっかりとした印象でしたが、プライベートでの彼女は優しくて笑顔が素敵な印象を受けました。こうして何度か一緒に食事をするようになり、20○○年○月○日大阪市西区のレストランで私は彼女に付き合ってほしいと告白しました。

【理由書ポイント③】交際開始してから結婚に至るまで

交際中に一緒に行ったこと。お互いの親族に紹介したこと。結婚式や披露宴の日、場所、エピソードを記入します。

【理由書例文1】
私たちは温泉が好きで有馬温泉や草津温泉など各地の温泉地に旅行に行きました。そして20○○年○月○日に北海道旅行に行った時に函館の○○○ホテルで結婚してほしいと伝えられて、私たちは結婚することになりました。
20○○年○月○日に中国の遼寧省瀋陽市の彼の実家に行き、ご両親に紹介してもらいました。彼のご両親は私たちの結婚を祝福してくれました。
その後20○○年○月○日に日本の市役所で結婚手続きを済ませて夫婦となりました。
結婚式及び披露宴は20○○年○月○日に行う予定です。

【理由書例文2】
私は彼女との交際を続けるうちに、ますます彼女のことが好きになり、前婚では辛い思いをしたが、この人とならうまくやっていけると思うようになりました。
そして20〇〇年〇月〇日大阪市北区のレストランで結婚してほしいとプロポーズしました。彼女もこれまでの結婚では苦労しており、今回の私との結婚が最後だと言っており私のプロポーズを受けてくれました。
そして20〇〇年〇月〇日に大阪府藤井寺市の市役所に婚姻手続きを行い、現在は婚姻生活を送っています。
また彼女の子供達にもこれまで会ったことがあり、結婚する時の承認にもなってくれました。

【理由書ポイント④】今後の結婚生活について

ご夫婦の収入と保証人について説明して婚姻後の生活が安定していることをアピールします。ご夫婦の収入が低い場合はご両親の実家に同居させてもらう等の協力が得られることを説明します。
また。配偶者ビザでは給与収入の他に預貯金額も記入することによって生活の安定性をアピールすることができます。ただ、預貯金よりも毎月の収入のほうが審査の上で重視されます。

【理由書例文1】
私は20〇〇年〇月より株式会社○○に勤務しており年収は500万円程度ありますので妻と日本でくらしていくにあたっては経済的な不安はございません。

【理由書例文2】
私は〇〇株式会社で時給950円でアルバイトをしています。今月の給与は約8万円です。私の預貯金は約150万円(〇〇銀行、〇〇銀行)ございます。私たち夫婦は私の実家で生活をしておりますので、家賃、食費はかかりません。夫は来日後に就職活動をする予定です。また、私の父も夫の身元保証人になって経済的に援助してくれます。父の年収は650万円ございますので、経済的な不安はございません。

配偶者ビザ理由書【記載例】

ここまで配偶者ビザ理由書の書き方についてご説明いたしました。
配偶者ビザの理由書は必ずしもこのような内容や上記例文のとおりに書かないといけないことはありません。
またインターネットなどでも「理由書の例文」や「理由書のテンプレート」がありますが、結婚に至った経緯や生計状況など申請者ごとに違います。
帰化したい理由などは申請者それぞれ違います、また生活環境や経歴もそれぞれ違います。
ご自身の状況に沿った内容で配偶者ビザの理由書を作成することが大切です。
よってここでご紹介いたしました内容や配偶者ビザ理由書の例文はあくまでもご参考とお考えください。

配偶者ビザについてご不安のある方へ

弊所では配偶者ビザの理由書はもちろんのこと、配偶者ビザの書類作成・収集から申請代行まで一式をサポートしております。
偽装結婚が横行していることもあって配偶者ビザの審査は厳しく行われます。ただ国際結婚の手続きが完了しているだけでは許可はされず、その他生計状況や素行なども審査されます。ご自身で配偶者ビザの申請をされて不許可になるケースも少なくありません。原因は書類の不備や申請書の内容から審査官の誤解を招いたりすることが挙げられます。
弊所に配偶者ビザの申請をご依頼していただくと、書類の収集や作成をまとめてお引き受けし、また、審査官の目線で申請書を作成することによって、配偶者ビザが許可されるべき案件を許可に導きます。
また配偶者ビザ申請受理後の入管からの追加書類の求めにも迅速に対応いたします。
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