【経営管理ビザ】実務経験無しでも取れる?
経営管理ビザの相談で多く質問をいただくのが「実務経験無しで経営管理ビザは取れますか」という内容です。事業の経営に従事する場合の経営管理ビザの要件には学歴や実務経験はありませんので、実務経験が無くても取ることができます。
事業の管理に従事する場合
冒頭では事業の経営に従事する場合には実務経験は必要無いと解説しましたが、事業の管理者として経営管理ビザを取得する場合には「3年以上の事業の経営又は管理の実務経験」を有することが条件となります。
参考:出入国管理及び難民認定法第7条第1項第2号の基準を定める省令
目次
実務経験が有る方が経営管理ビザの審査に有利
経営管理ビザを取得するうえで実務経験は必要ではありませんが、実務経験が有ることで審査に有利に働きます。経営管理ビザを取得するためには事業の安定性や継続性を証明することを要します。実務経験が無い場合には審査において「経営の経験が無いのにどのように事業を安定させるのか?」と事業の継続性・安定性に疑念を持たれる可能性があるので、より入念な事業計画を作成することを要します。
実務経験がある場合の立証資料
実務経験のある方が経営管理ビザを申請する場合には実務経験を証明する資料を添付してアピールしましょう。
- 確定申告書
- 営業許可証
- 法人登記事項証明書
- 決算報告書
外国での実務経験を証明する資料は上記に準ずるものを添付します。
まとめ
- 会社の経営に従事する場合の経営管理ビザ取得には実務経験は必須ではないが、有ると有利
- 実務経験が無い場合には事業計画書での継続性・安定性の立証が必要