日本で働く(就労ビザの取得)

目次

日本で働く為のビザ(在留資格)とは

外国人が日本で働くにはビザ(在留資格)が必要になります。
ビザ(在留資格)のなかでも就労できるビザとできないビザがあり、日本での就労を目的とするビザを就労ビザ
と一般的には呼ばれてます。

就労を目的とするビザ(在留資格)

「外交」「公用」「教授」「芸術」「宗教」「報道」「経営・管理」「法律・会計」「高度専門職」
「医療」「研究」「教育」「技術・人文知識・国際業務」「企業内転勤」「介護」「興行」「技能」
「特定技能」「技能実習」

就労に制限が無いビザ(在留資格)

「永住者」「永住者の配偶者等」「日本人の配偶者等」「定住者」

原則就労が許されないビザ(在留資格)

「留学」「家族滞在」「文化活動」「研修」「短期滞在」

ここに挙げたビザ(在留資格)であっても資格外活動許可を得ることにより一定の条件のもとで
就労をすることができます。
※「短期滞在」は本来は資格外活動許可を得ることができないビザ(在留資格)ですが、新型コロナ
ウイルスの影響により特例として資格外活動許可が認められてます。

原則就労が許されないビザ(在留資格)

「留学」「家族滞在」「文化活動」「研修」「短期滞在」

ここに挙げたビザ(在留資格)であっても資格外活動許可を得ることにより一定の条件のもとで
就労をすることができます。
※「短期滞在」は本来は資格外活動許可を得ることができないビザ(在留資格)ですが、新型コロナ
ウイルスの影響により特例として資格外活動許可が認められてます。

就労ビザ(在留資格)の取得方法

就労ビザ(在留資格)を取得するにはそれぞれの在留資格の基準を満たす必要があります。
またご自身についての審査はもちろんのこと、受入れる側の企業についても審査されます。
ここでは就労ビザ(在留資格)のなかでもポピュラーなビザ(在留資格)をご紹介します。

技術・人文知識・国際業務

在留資格「技術・人文知識・国際業務」とは、日本の公私の機関との契約に基づいて行う以下の業務に従事する外国人を受け入れるために設けられた在留資格です。

  • 自然科学(理系)の分野に属する知識を必要とする業務に主として従事する活動
  • 人文科学(文系)の分野に属する知識を必要とする業務に主として従事する活動
  • 外国の文化に基盤を有する思考又は感受性を必要とする業務

本邦の公私の機関との契約に基づいて行う理学、工学その他の自然科学の分野本邦の公私の機関との契約に基づいて行う理学,工学その他の自然科学の分野若しくは法律学,経済学,社会学その他の人文科学の分野に属する技術若しくは知識を要する業務又は外国の文化に基盤を有する思考若しくは感受性を必要とする業務に従事する活動。
※在留資格「教授」「芸術」「報道」「経営・管理」「法律・会計業務」「医療」「研究」「教育」「企業内転勤」「興行」「介護」に該当する場合はこれらの在留資格となります。

技術人文知識国際業務ビザ(在留資格)の職種例

技術人文知識国際業務ビザ(在留資格)は3つのカテゴリーに分けることができます。

技術カテゴリー

技術カテゴリーの職種は次のようなものがあります。

  • システムエンジニア
  • プログラマー
  • 機械工学、情報セキュリティー技術者
  • ゲーム開発のシステムの設計や試験、検査等の従事者
  • 土木、建築関係の研究開発・解析・構造設計関連の従事者

などが挙げられます。

人文知識カテゴリー

人文知識カテゴリーの職種は次のようなものがあります。

  • 海外取引業務
  • 経理、人事、総務、法務
  • 商品開発
  • 企画
  • 広報
  • コンサルティング
  • 営業
  • マーケティング

などが挙げられます。

国際業務カテゴリー

国際業務カテゴリーの職種は次のようなものがあります。

  • 翻訳、通訳
  • 語学の講師(民間に限る)
  • 服飾や広告などのデザイナー
  • ホテルマン(通訳を主とすること)

などが挙げられます。

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