【配偶者ビザ】在留資格認定証明書発行後の入国までの流れ
在留資格認定証明書が発行されたらすぐに入国できるわけではありません。査証の発給を受けてから入国が可能となります。この記事では配偶者ビザの在留資格認定書が交付されてから入国までの手順を説明します。
在留資格認定証明書(COE)には期限がある
在留資格認定証明書(COE)には有効期限があり、交付日から3ヶ月以内に入国することを要します。3ヶ月以内に入国しない場合には在留資格認定証明書の効力が失われます。また、効力が失われた場合には再発行手続きは無く、もう一度在留資格認定証明書交付申請を行う必要があります。
在留資格認定証明書(COE)交付から入国までの流れ
在留資格認定証明書が交付された後に入国までの流れは以下のようになります。
- 在留資格認定証明書が交付されたら海外の入国希望者に送る
- 在外公館にて査証(VISA)発給申請
- 査証(VISA)発給
- 入国
在留資格認定証明書が交付されたら海外の入国希望者に送る
在留資格認定証明書はオンライン申請を行った場合と従来通りに出入国在留管理局へ直接提出した場合では交付の方法が異なります。
出入国在留管理局へ直接提出した場合には紙の在留資格認定証明書が交付されます。海外の入国希望者に送るのは紙の原本で送るか、原本をPDF化したものを電子メールで送る事も可能です。この場合、在留資格認定証明書の表裏両面をPDF化して送ることを要します。
オンライン申請を行った場合には在留資格認定証明書の受取方法を次に挙げる3つの方法から選んで受領します。
- メール
- 郵送
- 窓口
メールを選択した場合には紙の在留資格認定証明書は発行されず、送信されるメールのテキストが在留資格認定証明書になります。送信されてきたメールを海外の入国希望者にメールで転送することで足ります。
在外公館にて査証(VISA)発給申請
在留資格認定証明書を受取った海外の入国希望者が在外公館に査証(VISA)発給申請を行います。配偶者ビザで入国を希望する方の査証(VISA)発給申請に必要な物はおおむね以下になります。参考:外務省(日本人の配偶者等)
- 旅券
- ビザ申請書 1通(ロシア・CIS諸国・ジョージア人は2通)
- 写真 1葉(ロシア・CIS諸国・ジョージア人は2葉)
- 在留資格認定証明書
上記に加えて中国籍の方が以下の書類が必要です。
- 戸口簿写し
- 暫住証又は居住証明書(申請先の大使館又は、総領事館の管轄地域内に戸籍を有しない場合)
- 質問票(在中国公館窓口で入手できます)
※国籍によって必要な書類が異なります。詳細は在外公館リストからご確認ください。
入国
査証(VISA)が発給されたら日本に入国可能となります。入国審査の際には以下を入国審査官に提示します。
- パスポート
- 査証(パスポートに貼付けられています)
- 在留資格認定証明書(入国審査でも必ず提示してください)